AP (アプリケーション)サーバーの役割や仕組みについて紹介していきます!
Web3層構造のWebサーバー、APサーバー、DBサーバーの内の1つです。
Webアプリケーションを作成するにはAPサーバーが必須になります。
APサーバーとWebサーバーの違いも紹介します!
APサーバーとは?
APサーバーとはアプリケーションを動作させるサーバーです。
APサーバーで動作するアプリケーション例は以下があります。
- ECサイトの商品購入
- SNSサイトの投稿
- 動画配信サイトへの動画視聴
アプリケーションはRubyやPHPやJavaなどのプログラミング言語で処理が書かれています。
APサーバーの処理の流れ
- Webサーバーからの要求を受けてアプリケーションを実行する
- 必要に応じてDBサーバーへの問い合わせや書き込み処理をする
- Webサーバーからのリクエストを処理して、処理結果をWebサーバーへ提供する
APサーバーとWebサーバーの違い
APサーバーとWebサーバーは役割の線引きが分かりにくいです。それぞれの役割を紹介していきます!
APサーバーは動的なコンテンツを処理します。
Webサーバーは静的なコンテンツを返します。
APサーバーは単体で利用されることはありません。Webサーバーと組み合わせて利用します。
静的なコンテンツをリクエストした場合
- ブラウザからHTTPリクエストをします
- HTTPリクエストをWebサーバーで受けます
- Webサーバーは静的なコンテンツ(HTML、CSS)を探します
- Webサーバーからブラウザにレスポンスを返します。
動的なコンテンツをリクエストした場合
- ブラウザからHTTPリクエストをします
- HTTPリクエストをWebサーバーで受けます
- WebサーバーからAPサーバーへ処理要求をします
- APサーバーでアプリケーションを実行します。必要な場合はDBサーバーへデータ要求をします
- APサーバーは処理結果をWebサーバーへ返します
- Webサーバーはレスポンスをブラウザへ返します
APサーバーの種類
APサーバーにはさまざまな種類のプロダクトがあります。
アプリケーションを作成したプログラミング言語によってAPサーバーを選択していきます。
- Java・・・Tomcat
- PHP・・・Apache
- Ruby・・・Unicorn、Puma
まとめ
- APサーバーはアプリケーションを実行します。必要な場合はDBサーバーへデータを要求します。
- APサーバーは単体で利用せずに、Webサーバーと組み合わせます。
- APサーバーの種類はプログラミング言語別にさまざまな種類があります。
APサーバーの役割や仕組みについて紹介してきました!
Webアプリケーションを作るにはAPサーバーが必須なので、APサーバーについて紹介してきました!