Webアプリケーションを開発するには、Webサーバーの知識が絶対に必要です。
Webサーバーが必要な理由や仕組みを理解すると、グッとWebアプリケーションが作りやすくなります。
図解を使ってわかりやすく解説するので、ぜひ見てください!
Webサーバーとは?
Webクライアントからのリクエストに対して静的コンテンツ(HTML, CSS, JavaScript)などの情報を返します。
Webの3層構造のWebサーバー、APサーバー、DBサーバーの内のWebクライアントからのリクエストを最初に処理するサーバーです。
静的コンテンツとは?
サーバーが持っているデータをそのままブラウザへ返すコンテンツのことです。
データを変換しないので静的と呼ばれています。
Webサーバーの仕組み
Webサーバーの仕組みを理解するためには、WebクライアントとWebサーバーの関係を理解するとわかりやすいです。
Webクライアント
Web上のサービスにリクエストを送信するソフトウェア
もっと分かりやすくすると、Webサイトを見るためのソフトウェアです。
Webサーバー
Webクライアントからのリクエストに対して応答するソフトウェア
分かりやすくすると、Webサイトを公開するソフトウェアです。
Webクライアントって何?という方も大丈夫です!Webクライアントとはブラウザのことです!
ブラウザ
- Google Chrome(グーグルクローム)
- Microsoft Edge(マイクロソフトエッジ)
- Safari(サファリ)
- Firefox(ファイアフォックス)
どのブラウザでも同じように、Webサーバーにアクセスすることができます。
todo: webクライアントとWebサーバーの関係図を入れる
アクセス方法まとめ
- ブラウザからWebアプリケーションにリクエストを送る
- Webサーバーがリクエストを受け取る
- Webサーバーはリクエストを処理するための、HTMLやCSSを探す
- Webサーバーはレスポンスをブラウザに返却する
ブラウザとWebサーバーはリクエストとレスポンスで、データのやりとりをしています。
WebサーバーとAPサーバーの違い
WebサーバーとAPサーバーはWeb3層構造に含まれており違いが分かりにくいかもしれません。
WebサーバーとAPサーバーの違いについて理解しておきましょう!
WebサーバーはHTMLやCSSなどの静的なコンテンツを返します。
文字や色などが静的なコンテンツになります
APサーバーはWebサーバーからのリクエストをプログラミング言語を実行して動的な処理します。
ログイン機能や商品の購入など処理が必要なことを担当するサーバーです。
人気のWebサーバー
Webサーバーにはさまざまなプロダクトがあります。時代によって人気のWebサーバーは変化します。
現在、人気のWebサーバーを紹介します。
Nginx
オープンソースのWebサーバーです。
静的なコンテンツを大量に処理する能力が高い
処理能力が高いので、最近Webサーバーのシェアを大きくしています。
Apache
オープンソースのWebサーバーです。
静的、動的に関わらず平均的な処理をすることができます。
昔から使用されているので、設定の情報などがたくさんあります。
まとめ
- WebサーバーはWeb3層構造の1つです
- Webサーバーはクライアントのリクエストを受け取ります
- Webサーバーはレスポンスをクライアントに返します。
- 人気のWebサーバーにはNginxとApacheがあります。
Webサーバーはよく使うサーバーなので、ここでしっかりと理解しておきましょう!
Webサーバーのプロダクトによって設定の違いがあるので、実際にWebサーバーを構築するときは確認しましょう!
次はAPサーバーについて紹介します!