この記事ではCSSについて紹介します。
CSS (カスケーディングスタイルシート)はスタイルシート言語であり、HTMLで記述された文章の体裁や見栄えを表現するために使用します。
CSS 規則セットの構造
p {
color: red;
}
全体の構造は規則セットと呼びます。
セレクター(Selector)
これは規則セットの先頭にあるHTML要素名です。例の場合は<p>要素になります。
別の要素をスタイル付けするには、セレクターを変更する必要があります。
宣言(Declaration)
要素のプロパティのうち、スタイル付けしたいものを指定します。例の場合はcolor: red;の部分です。
プロパティ(Property)
HTML要素をスタイル付けするための方法です。規則の中で影響を与えたいプロパティを選択します。例の場合はcolorは<p>要素のプロパティです。
プロパティ値(Property value)
プロパティの右側にはプロパティ値があります。各プロパティには多くのプロパティ値があります。例の場合はredになります。
一つの規則セットで複数のプロパティを宣言できます。
p {
color: red;
width: 500px;
border: 1pxsolid black;
}
複数の要素の選択
複数のセレクターをカンマで区切ることで複数の要素を選択できます。
p, li, h1 {
color: red;
}
さまざまな種類のセレクター
セレクターにはさまざまな種類があります。以下にセレクターの一覧を示しています。
セレクター名 | 例 |
要素セレクター | p, <p>を選択 |
ID セレクター | #my-id <p id="my-id"> |
クラスセレクター | .my-class <p class="my-class"> |
属性セレクター | img[src] <img src="myimage.png"> |
擬似セレクター | a:hover <a>のマウスポインターがリンク上にあるとき |
CSS:ボックスのすべて
CSSのレイアウトは、主にボックスモデルに基づいています。四角の要素を組み合わせています。
代表的なプロパティは以下になっています。
padding
コンテンツの周囲のスペースです。
border
paddingのすぐ外側にある実践です。
margin
要素の外側の周りの空間です。
本文のスタイル付け
body {
width: 600px;
margin: 0 auto;
background-color: #FF9500;
padding: 0 20px 20px 20pz;
border: 5px solid black;
}
この例ではbodyの要素をスタイル付けしています。
widthによりbodyは常に600ピクセルの幅になります。
marginにより上下のmarginは0になり左右はautoになります。marginに2つの変数を渡すと一つ目の要素は上下、二つ目の要素は左右の要素に反映されます。
background-colorにより背景色は明るいオレンジ色になります。
paddingにより上下左右のパディングを指定できます。この例の場合は上は0,右は20px、下は20pxになります。
boderにより境界の太さ、スタイル、色の値を設定します。この例ではbodyの周りに5pxの太さの境界になります。
autoとは?
autoは残った水平方向の余白を左右に均等に配分する特別な値です。